24名の棋士が世界一を目指す、第27回LG杯朝鮮日報棋王戦の2回戦2日目が6月1日(水)に行われた。
日本からはシード枠で芝野虎丸九段、余正麒八段と国内予選を勝ち抜いた佐田篤史七段の3名が出場している。
1回戦シードとなった芝野は30日の1回戦で勝ち上がった中華台北の王元均九段と対戦した。結果は244手までで白番の芝野が中押し勝ちを収めベスト8進出を決めた。
準々決勝は11月13日と14日に行われ、芝野は14日に中国の楊鼎新九段と対戦する。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、各国間の移動制限が生じているため、対局はインターネット対局にて行われる。
対局の模様はインターネット対局サイト「幽玄の間」、YouTube「日本棋院囲碁チャンネル」にて配信します。
2回戦の結果(第2日)
左側が勝者、△印は先番芝野虎丸九段(日本) 中押し △王元均九段(中華台北)
姜東潤九段(韓国) 中押し △朴廷桓九段(韓国)
△金明訓八段(韓国) 中押し 卞相壹九段(韓国)
1・2回戦組み合わせ
元晟溱九段(韓国) | 5/30 王 |
6/1 芝野 |
王元均九段(中華台北) | ||
芝野虎丸九段(日本) |
申旻埈九段(韓国) | 5/29 申 |
5/31 柯 |
時越九段(中国) | ||
柯潔九段(中国) |
朴鍵昊六段 (韓国) | 5/29 趙 |
5/31 芈 |
趙晨宇九段 (中国) | ||
芈昱廷九段(中国) |
金志錫九段(韓国) | 5/29 金 |
5/31 丁 |
辜梓豪九段(中国) | ||
丁浩九段(中国) |
姜東潤九段(韓国) | 5/30 姜 |
6/1 姜 |
趙漢乗九段(韓国) | ||
朴廷桓九段(韓国) |
金明訓八段(韓国) | 5/30 金 |
6/1 金 |
偰玹準七段 (韓国) | ||
卞相壹九段(韓国) |
余正麒八段(日本) | 5/29 余 |
5/31 申 |
朴河旼九段 (韓国) | ||
申眞諝九段(韓国) |
佐田篤史七段(日本) | 5/29 朴 |
5/31 楊 |
朴ジンソル九段(韓国) | ||
楊鼎新九段(中国) |
棋戦概要
- 棋戦名
- 第27回LG杯朝鮮日報棋王戦
- 主催
- 朝鮮日報
- 主管
- 韓国棋院
- 協賛
- LG
- 優勝賞金
- 3億ウォン
対局概要
- 対局日時
- 5月29日(日)・30日(月)1回戦
5月31日(火)・6月1日(水)2回戦
すべて10時(日本時間)対局開始 - 対局場所
- 日本棋院東京本院6階においてインターネット対局
- 対局方式
- 24名によるトーナメント戦(準決勝までトーナメント、決勝は3番勝負)
コミ6目半、持ち時間各3時間、40秒の秒読み5回
出場棋士
- 前期シード
- 申眞諝九段(第26回優勝・韓国)、楊鼎新九段(第26回準優勝・中国)
- 日本
- 韓国
- 朴廷桓九段、卞相壹九段、申旻埈九段、金明訓八段、趙漢乗九段、元晟溱九段、金志錫九段、朴ジンソル九段、偰玹準七段、朴河旼九段、朴鍵昊六段
- 中国
- 柯潔九段、芈昱廷九段、時越九段、趙晨宇九段、辜梓豪九段、丁浩九段
- 中華台北
- 王元均九段
- ワイルドカード
- 姜東潤九段(韓国)