日本、中国、韓国の女流棋士5人による勝ち抜き団体戦、第9回中国姜堰黄竜士精鍛科技杯世界女子囲碁団体戦が4月20日に中国江蘇省泰州市姜堰区で開幕した。第1ラウンドは4月20日から23日まで1日2戦(22日は午後のみ)、計7戦行われ、日本からは、藤沢里菜四段、上野愛咲美二段、万波奈穂四段、謝依旻六段、牛栄子二段の5名が出場している。
20日の第1戦で高星四段(中国)と曺承亞二段(韓国)が対戦し、中国の高が勝ち上がった。続く午後の第2戦でも日本の謝依旻六段を下し、高が連勝スタートを飾った。勝った高は第3戦で韓国選手と対戦する。
対局は1日2局、10時からと15時半から行われる。持ち時間は各1時間、使い切ったら1分の秒読み、中国ルールでコミは7目半。
日本棋院ネット対局「幽玄の間」では黄竜士精鍛科技杯の模様を全局ライブ中継いたします。
対局結果4月20日(土)
第1戦 高星四段(中国) 中押し △曺承亞二段(韓国)
第2戦 △高星四段(中国) 4目半 謝依旻六段(日本)
出場選手
- 日本チーム
- 藤沢里菜四段、上野愛咲美二段、万波奈穂四段、謝依旻六段、牛栄子二段
- 中国チーム
- 於之瑩六段、李赫五段、陸敏全五段、高星四段、周泓余四段
- 韓国チーム
- 崔精九段、呉侑珍六段、金彩瑛五段、呉政娥四段、曺承亞二段