高尾が81手目を封じる【第42期名人戦挑戦手合七番勝負第2局】


 高尾紳路名人井山裕太六冠が挑戦する第42期名人戦挑戦手合七番勝負(主催・朝日新聞社)の第2局が9月12、13日(火・水)に東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で行われる。
 高尾にとっては連覇、挑戦者の井山六冠にとっては再度の七冠達成がかかるという世紀の挑戦手合。本局は第1局での高尾の半目勝ちという劇的な結果のあとの第2局となる。
 12日の朝9時に、立会の武宮正樹九段の合図で対局開始となった。第2局は1局目と手番を入れ換え、高尾の先番。
 本日の17時30分に高尾が封じ手の意思を示し、81手目を封じて打ち掛けとなった。17時時点の消費時間は黒3時間40分、白3時間50分。
 13日(水)の朝9時から2日目が打ち継がれる。

 対局の詳細については朝日新聞の報道と観戦記、週刊碁月刊碁ワールドの記事にてお楽しみください。

【訂正とお詫び】封じ手の手数を誤って記載いたしました。81手が正しいです。訂正してお詫びいたします。



本局の封じ手は高尾(右)。立会の武宮九段へと手渡す

封じ手を託して席を立つ高尾。封じ手用紙は封をされ明朝まで厳重に保管される

第42期名人戦七番勝負第2局80手目まで

黒:高尾紳路名人 白:井山裕太六冠


(幽玄の間解説:内田修平七段

特設サイト、関連リンク

朝日新聞デジタルでは「囲碁名人戦七番勝負タイムライン」で対局の様子を報道しています。
日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたします。
また、ニコニコ生放送でも生中継いたします。
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