4年に一度開催される応昌期基金会主催の国際棋戦「第9回応氏杯世界囲碁選手権」の準々決勝が行われ、
一力遼八段が中国の陶欣然八段に197手までで黒番中押し勝ちし準決勝に進出した。謝科八段(中国)との準決勝三番勝負の日程は未定。
この対局の模様は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたしました。
終局後のコメント
- 一力遼八段
- 「難しい戦いだったが持てる力を発揮できた。内容的には一番良かった。夢百合杯ではベスト8で負けたのでそれより上に行けたらと思っていた。(準決勝で対戦する)謝科八段には夢百合杯で負かされているのでその借りを返せるようにがんばります」
9月11日(金)準々決勝の結果(左勝者 △先番)
△一力遼八段 - 陶欣然八段(中国)
△謝科八段 (中国)- 柯潔九段 (中国)
趙晨宇八段(中国)-△許皓鋐六段(中華台北)
申真諝九段(韓国)-△辜梓豪九段(中国)
準決勝の組合せ(日程未定)
一力遼八段 - 謝科八段 (中国)
申真諝九段(韓国)- 趙晨宇八段(中国)
出場選手
- 日本
- 前回優勝者
- 唐韋星九段
- 中国
- 柯潔九段、ミ昱廷九段、楊鼎新九段、辜梓豪九段、范廷鈺九段、江維傑九段、謝爾豪九段、趙晨宇八段、陶欣然八段、謝科八段、党毅飛九段
- 韓国
- 朴廷桓九段、申真諝九段、申旻埈九段、卞相壹九段、李東勲九段、金志錫九段、安成浚八段
- 中華台北
- 林立祥八段、許皓鋐六段、李維五段
- ヨーロッパ
- Ali Jabarin二段
- 北米
- 李立言初段
- 対局日時
- 1回戦9月8日(火)11:00(日本時間)
2回戦9月9日(水)11:00
準々決勝9月11日(金)11:00
※ 準決勝・決勝は未定 - 対局場所
- 日本棋院東京本院7階 インターネット対局
- 対局規定
- 応昌期ルール持時間各3時間
使い切ると20分ずつ2目コミ出し(2回まで) - 対局組合せ
- 30名によるトーナメント戦
9月7日(月)に抽選により決定