4年に一度開催される応昌期基金会主催の国際棋戦「第9回応氏杯世界囲碁選手権」の準決勝三番勝負、
一力遼九段-謝科八段(中国)戦、第2局がネット対局で行われ、謝が301手までで黒番3目勝ちした。
一力は一時は優勢だったが第1局に続き時間が不足、コミ2目を出し持ち時間20分を1回買ったが及ばず2連敗。決勝進出はならなかった。
もう一方の準決勝は、韓国の申真諝九段が中国の趙晨宇八段に白番中押し勝ちし2連勝、決勝進出を決めた。
※:本棋戦の持ち時間:3時間。使い切ると20分ずつ2目コミだし(2回まで)
この対局の模様は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継、
日本棋院囲碁チャンネルで
映像ライブ配信いたしました。
終局後のコメント
- 一力遼九段
- 「内容的にはまずまずだとは思うが、ヨセになってからの実力がまだまだ足りないと感じた。」
1月12日(火)準決勝第2局の結果(左勝者 △先番)
△謝科八段 (中国)3目 一力遼九段 白2目ペナルティ
申真諝九段(韓国)1目 △趙晨宇八段(中国)
一力遼九段の著書はこちら:
出場選手
- 日本
- 前回優勝者
- 唐韋星九段
- 中国
- 柯潔九段、ミ昱廷九段、楊鼎新九段、辜梓豪九段、范廷鈺九段、江維傑九段、謝爾豪九段、趙晨宇八段、陶欣然八段、謝科八段、党毅飛九段
- 韓国
- 朴廷桓九段、申真諝九段、申旻埈九段、卞相壹九段、李東勲九段、金志錫九段、安成浚八段
- 中華台北
- 林立祥八段、許皓鋐六段、李維五段
- ヨーロッパ
- Ali Jabarin二段
- 北米
- 李立言初段
- 対局日時
- 1回戦 2020年9月8日(火)11:00
2回戦 2020年9月9日(水)11:00
準々決勝 2020年9月11日(金)11:00
準決勝三番勝負 2021年1月10、12、14日
※ 決勝三番勝負は未定 - 対局場所
- 日本棋院東京本院7階 インターネット対局
- 対局規定
- 応昌期ルール持時間各3時間
使い切ると20分ずつ2目コミ出し(2回まで) - 対局組合せ
- 30名によるトーナメント戦
2020年9月7日(月)に抽選により決定