4連覇を狙う井山裕太碁聖に山下敬吾九段が挑戦する第40期碁聖戦五番勝負【主催：新聞囲碁連盟】の第3局が、7月27日（月）に新潟県長岡市の「長岡グランドホテル」で行われた。
結果は292手まで黒番の井山が1目半勝ちをおさめ、シリーズ成績を2勝1敗とした。終局は20時18分、持ち時間4時間のうち残り時間は黒番の井山、白番の山下ともに1分だった。

井山が連勝で防衛を決めるか、山下がタイに戻すか、注目の第4局は8月7日（金）に東京都千代田区の「日本棋院本院」で行われる。

碁聖戦五番勝負は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたします。
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両対局者のコメント

井山碁聖「全体的に一段落したところで計算して少し残ると思った。（次局に向けて）精一杯やるだけで、内容のいい碁にしたい」
山下九段「計算はできていなかったが足りないような気がしていた。（次局に向けて）最終局までいけるよう頑張りたい」

【碁聖戦第3局終局の場面】

黒：井山裕太碁聖　白：山下敬吾九段　黒番1目半勝ち

（幽玄の間解説：寺山怜四段）
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