中国主催の女流国際棋戦、第10回穹窿山兵聖杯世界女子囲碁選手権(中国蘇州市)の2回戦が10月31日に行われた。
日本勢で勝ち残っていた藤沢里菜四段は中国の陸敏全五段と対戦し白番中押し勝ちを収め準決勝へ進んだ。
藤沢は決勝進出をかけて11月1日に中国の周泓余五段と対戦する。
穹窿山兵聖杯は日本・中国・韓国・中華台北をはじめ7カ国・地域から15名とワイルドカード1名の、合わせて16名のトーナメント戦で争われる。
対局は30日(1回戦)から始まり、31日に2回戦、11月1日に準決勝、11月3日に決勝戦が行われる。
中国ルールで行われ、持時間は各2時間、秒読み1分5回。
準決勝の組合せ 対局日:2019年11月1日(金)
芮廼偉九段(中国)―崔精九段(韓国)周泓余五段(中国)―藤沢里菜四段
2回戦の結果 対局日:2019年10月31日(木)
△周泓余五段(中国) 中押し 王晨星五段(中国)藤沢里菜四段 中押し △陸敏全五段(中国)
△崔精九段(韓国) 1目半 於之瑩六段(中国)
芮廼偉九段(中国) 中押し △李赫五段(中国)
参加選手
- 日本
-
- 中国
- 於之瑩六段、王晨星五段、李赫五段、陸敏全五段、周泓余五段
- 韓国
- 崔精九段、呉侑珍七段、曺承亜三段
- 中華台北
- 楊子萱三段
- 欧州
- アリアナ・ウジエ アマ四段(フランス)
- 北米
- 殷明明初段
- オセアニア
- 黒嘉嘉七段
- ワイルドカード
- 芮廼偉九段