寺山が2度目の優勝【第10回広島アルミ杯若鯉戦】


若手棋士の登竜門・第10回広島アルミ杯・若鯉戦本戦トーナメント(特別協賛:広島アルミニウム工業)は11月22日に広島市の中国新聞ビルで準決勝と決勝戦が行われた。
準決勝では志田達哉七段余正麒七段を、寺山怜四段本木克弥若鯉杯を下し決勝に進んだ。
決勝では寺山が159手までで、黒番中押し勝ちを収め、第5回以来2度目の優勝を果たした。
日本棋院ネット対局「幽玄の間」では広島アルミ杯若鯉戦をライブ中継しました。

「無欲で挑んだのが好結果につながった」と優勝の寺山

志田(右)は第2回以来の優勝ならず

広島アルミの田島社長と参加棋士

2日間行われた大盤解説会は満員だった

会場では棋士による指導碁も実施

決勝の結果(△印は先番、左側が勝者)

△寺山怜四段 中押し 志田達哉七段

準決勝の結果(△印は先番、左側が勝者)

△志田達哉七段 2目半 余正麒七段
△寺山怜四段 2目半 本木克弥若鯉杯

広島アルミ杯若鯉戦決勝終局図

黒:寺山怜四段 白:志田達哉七段 黒番中押し勝ち

幽玄の間解説:安斎伸彰七段