藤沢が挑戦者に!【第10期会津中央病院・女流立葵杯挑戦者決定戦】


 上野愛咲美女流立葵杯への挑戦権をかけた第10期会津中央病院・女流立葵杯(主催:日本棋院、後援:毎日新聞社、協賛:一般財団法人温知会、協力:関西棋院福島民報社、日本棋院福島県支部連合会)の挑戦者決定戦が5月21日(日)に福島県会津若松市 「今昔亭」で行われ、181手まで黒番藤沢里菜女流本因坊の中押し勝ちとなった。
 挑戦手合三番勝負は6月17日(土)から19日(月)にかけて同所で行われる。藤沢は昨年、上野との挑戦手合で失冠するまで女流立葵杯を5連覇、通算6期保持。昨年とは立場が入れ替わってのリターンマッチとなる。

 対局についてはネット対局「幽玄の間」にてご覧いただけます。
 また詳細については「福島民報」「毎日新聞」の記事、 毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。


第10期女流立葵杯挑戦者決定戦 終局図

黒:藤沢里菜女流本因坊 白:向井千瑛六段
181手まで黒中押し勝ち
14時36分終局、残り時間:黒28分、白1分

序盤で優勢に立ちそのまま押し切った藤沢。白の大石を仕留めて勝利
終局後、笑顔でインタビューに応える
挑戦まで一歩届かなかった向井
下島陽平八段と謝依旻七段による大盤解説会
終局後には両対局者も登場
対局場の「今昔亭」

陣容

立会・大盤解説会聞き手 謝依旻七段
大盤解説 下島陽平八段
指導碁 武宮陽光六段奥田あや四段茂呂有紗二段
記録 五藤眞奈初段