日本16年ぶりの優勝ならず【第23回農心辛ラーメン杯第3ラウンド第14戦】


 日本、韓国、中国の勝ち抜き団体戦、第23回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦第3ラウンドの最終第14戦が2月26日に(土)に行われた。
 最終戦は日本の一力遼九段と韓国の申眞諝九段が対戦し、188手までで白番の申が中押し勝ちを収めた。
 第3ラウンドに入って申が4連勝し、韓国チームは14度目の優勝を決めた。
 日本チームは第2ラウンドで井山裕太九段の4連勝で一時トップに立つも、最後に敗れ16年ぶりの優勝はならなかった。

 第3ラウンドの模様はYouTube「日本棋院囲碁チャンネル」および日本棋院ネット対局「幽玄の間」で中継しました。


日本チーム16年ぶりの優勝なるか大きな注目を集めた
一力は最終戦に向けて様々な準備をして対局に臨んだ
YouTube解説を担当した山下敬吾九段(左)と幽玄の間解説の大西竜平七段(右)
世界のトップを相手に連勝を続ける申眞諝。異次元の強さを示した

第23回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦第14戦 終局図

黒:一力遼九段 白:申眞諝九段 白中押し勝ち




第3ラウンド対局概要

対局日時
第10戦・2月21日(月)~第14戦・2月26日(土)14時開始
対局場所
日本棋院東京本院7階においてインターネット対局
対局規定
持時間各1時間使い切って1分の秒読み

各国選手

    は敗退選手

各国選手

日本
韓国
申眞諝九段、朴廷桓九段卞相壹九段申旻埈九段元晟溱九段
中国
柯潔九段羋昱廷九段范廷鈺九段李維清九段李欽誠九段

解説棋士

  日程 YouTube解説 幽玄の間解説
第10戦 2月21日(月) 蘇耀国九段YouTube 伊田篤史八段
第11戦 2月22日(火)
第11戦再対局 2月23日(水) 高尾紳路九段 溝上知親九段
第12戦 2月24日(木) 山下敬吾九段 六浦雄太七段
第13戦 2月25日(金) 高尾紳路九段 溝上知親九段
第14戦 2月26日(土) 山下敬吾九段 大西竜平七段
  • ※ 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、各国間の移動制限が生じているため、第23回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦第3ラウンドはインターネット対局にて行われます




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