日本と中国の阿含・桐山杯者が対戦する第18期阿含・桐山杯日中決戦が12月11日に京都府の「阿含宗本山総本殿・釈迦山大菩提寺」にて行われた。
結果は、柯潔中国阿含・桐山杯者が河野臨日本阿含・桐山杯者に150手まで白番中押し勝ちし、優勝を決めた。柯潔の優勝は2年振り2度目。中国の優勝は2年振り13回目。通算成績は中国の13勝5敗となった。
この対局はネット対局「幽玄の間」で本木克弥七段の解説で棋譜ライブ中継いたしました。
両対局者のコメント
柯潔九段「右辺の死活を間違った。恥ずかしい。形勢が良かったと思っていただけにショックだった。天国から地獄に落ちた気分だった。河野九段のコウダテがよくなかったと思う。上辺ではなく下辺としていたらよかったのでは」
河野九段「上辺を拡げたが白にツケを利かされ周りに絡まれること上辺だけで生きられてしまっては苦しくなったを思った。その後右辺でコウになって少し盛り返したと感じたが、コウの争い方がまずかった」
第18期阿含・桐山杯日中決戦
黒番:河野臨日本阿含・桐山杯者白番:柯潔中国阿含・桐山杯者
白番中押し勝ち
(幽玄の間解説:本木克弥七段)