仲邑連勝も中国に敗れる【議政府国際囲碁新鋭団体戦第2ラウンド】


 日本、韓国、中国、中華台北の19歳以下の棋士3名(男性2名・女性1名)による団体戦、議政府国際囲碁新鋭団体戦の第2ラウンドが3月4日にネット対局で行われた。

 日本チーム(三浦太郎二段酒井佑規三段仲邑菫二段)は中国チームと対戦し、仲邑が第1ラウンドに続き勝利するも、三浦と酒井が敗れ1勝2敗で敗れた。なお当初、福岡航太朗三段が出場予定だったが体調不良のため第2ラウンドより酒井三段に変更している。


酒井(右)が加わり改めてチーム撮影
毎回、金属探知機で確認作業が行われる
仲邑は女流世界戦・呉清源杯で優勝実績のある周を降す
三浦は初戦に続き連敗
酒井は福岡に代わり急遽参戦
世界トップの周、仲邑に敗れる
昨年のグロービス杯覇者・王星昊
屠暁宇も中国トップで活躍する棋士の一人

第2ラウンド結果(左側勝ち、△は先番)

日本チーム(0勝) 1―2 中国チーム(2勝)
 屠暁宇七段(中国) 中押し △三浦太郎二段(日本)
△王星昊六段(中国) 中押し  酒井佑規三段(日本)
△仲邑菫二段(日本) 1目半  周泓余六段(中国)


韓国チーム(1勝1敗) 3―0 中華台北チーム(1勝1敗)
△文敏鍾五段(韓国) 時間切れ  賴均輔七段(中華台北)
△韓友賑三段(韓国) 中押し  徐靖恩四段(中華台北)
 金恩持二段(韓国) 中押し △林鈺娗初段(中華台北)

 
対局日程
第1ラウンド3月3日(木)13時(日本時間) 日本―中華台北、韓国―中国
第2ラウンド3月4日(金)13時(日本時間) 日本―中国、韓国―中華台北
第3ラウンド3月5日(土)13時(日本時間) 日本―韓国、中国―中華台北
対局場所
日本棋院東京本院6階(「幽玄の間」を使用してのインターネット対局)
出場選手
日本チーム: 韓国チーム:文敏鍾五段、韓友賑三段、金恩持二段
中国チーム:屠暁宇七段、王星昊六段、周泓余六段
中華台北チーム:賴均輔七段、徐靖恩四段、林鈺娗初段
対局規定
コミ6目半、持ち時間各1時間、秒読み40秒3回