中国の団体リーグ戦・乙級リーグが、11月14日に中国浙江省杭州市で開幕した。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い各国間の移動制限が生じているため日本選手の対局は日本棋院東京本院でのネット対局で行われる。
日本からは「日中友好チーム」として井山裕太九段、
余正麒八段、
六浦雄太七段、福岡航太朗初段が参加している。
21日は広東東湖棋院チームと第7戦を行い結果は2勝2敗で引き分けだった。チーム対戦成績は2勝2敗3引き分けの五分。また福岡がこのシリーズ初勝利をあげた。
日中友好チームの対局は日本棋院ネット対局「幽玄の間」で全局手順ライブ中継いたします。
対局結果(左勝者、△黒番)
11月21日(土) 第7戦 vs 広東東湖棋院チーム勝者 | 結果 | 相手 | ||
---|---|---|---|---|
王昊洋六段(中国) | 中押し | △ | 井山裕太九段 | |
△ | 安冬旭六段(中国) | 中押し | 余正麒八段 | |
△ | 六浦雄太七段 | 3目半 | 佟禹林四段(中国) | |
福岡航太朗初段 | 4目半 | △ | 許瀚文四段(中国) |
乙級リーグ出場棋士
対局日程 と 結果 | ||||||||
日程 | 戦 | 対戦相手 | 成績 | 勝ち点 | 井山 | 余 | 六浦 | 福岡 |
11月14日(土) | 第1戦 | 北京棋院チーム | 3勝1敗 | 2 | ○ | ○ | ○ | ✕ |
11月15日(日) | 第2戦 | 台湾中環チーム | 2勝2敗 | 1 | ○ | ○ | ✕ | ✕ |
11月16日(月) | 第3戦 | 上海清一チーム | 2勝2敗 | 1 | ○ | ✕ | ○ | ✕ |
11月17日(火) | 第4戦 | 浙江体彩チーム | 1勝3敗 | 0 | ✕ | ✕ | ○ | ✕ |
11月18日(水) | (休息日) | |||||||
11月19日(木) | 第5戦 | 河南豫子道チーム | 1勝3敗 | 0 | ✕ | ○ | ✕ | ✕ |
11月20日(金) | 第6戦 | 雲南雲子チーム | 3勝1敗 | 2 | ○ | ○ | ○ | ✕ |
11月21日(土) | 第7戦 | 広東東湖棋院チーム | 2勝2敗 | 1 | ✕ | ✕ | ○ | ○ |
11月22日(日) | 第8戦 |
第2戦以降は13時30分(日本時間)対局開始
規定
- 中国ルールコミ7目半、持時間各2時間1分の秒読み5回
- 乙級リーグは16チームが参加。8局を戦い上位2チームは次期甲級リーグに昇格、降格はない
- 女子リーグは7局を戦い上位2チームは次期甲級リーグに昇格
- 勝ちごとに2点、負けは0点を加える。得点の合計が高いチームが勝点2、引き分けは1点、負けは0点
- 3コウ、長生などの無勝負は再対局を行う
- 以下の順番で順位を決定する。
(1)勝点合計
(2)得点合計
(3)相手勝点の合計
(4)勝数
(5)主将以下の勝率
(6)チーム間の勝ち負け
(7)主将以下の連勝
(8)すべての相手の順位
(9)抽選 - 日本、韓国、中華台北の棋士は、それぞれの棋院でオンライン対戦を行う
この件に関する問い合わせ
公益財団法人日本棋院棋戦企画部TEL:03-3288-8609