一力は2回戦敗退【2022三星火災杯ワールド囲碁マスターズ本戦2回戦】


 32名の棋士で争われる2022三星火災杯ワールド囲碁マスターズ本戦2回戦の1日目が10月31日(月)に行われた。
 日本からは一力遼九段が登場し、韓国の崔精九段と対戦したが、258手までで中押しで敗れ準々決勝進出はならなかった。
 11月1日(火)には2回戦の2日目が行われ、許家元九段が中国の楊鼎新九段と、仲邑菫三段が韓国の李炯珍六段と対戦する。
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、各国間の移動制限が生じているため、2022三星火災杯ワールド囲碁マスターズ本戦はインターネット対局にて行われます。
 この対局の模様は、インターネット対局「幽玄の間」、YouTube「日本棋院囲碁チャンネル」にて配信しました。

2回戦の結果【10月31日(月)】

 崔精九段(韓国) 中押し △一力遼九段
△卞相壹九段(韓国) 中押し  辜梓豪九段(中国)
 金明訓九段(韓国) 半目 △唐韋星九段(中国)
 金志錫九段(韓国) 半目 △許皓鋐八段(中華台北)

2回戦の組み合わせ【11月1日(火)】

許家元九段―楊鼎新九段(中国)
仲邑菫三段―李炯珍六段(韓国)
朴廷桓九段(韓国)―檀嘯九段(中国)
申眞諝九段(韓国)―范廷鈺九段(中国)

2転3転の大接戦。一力は準々決勝進出ならず
世界ナンバーワン女流棋士・崔精九段。日本選手を連破してベスト8入り
韓国選手はこの日は全勝だった

棋戦概要

棋戦名
2022三星火災杯ワールド囲碁マスターズ
主催
中央日報
主管
韓国棋院
後援
三星火災海上保険株式会社

対局概要

対局日時
1回戦10月27日(木)、28日(金)12時(日本時間)
2回戦10月31日(月)、11月1日(火)12時(日本時間)
3回戦11月2日(水)、3日(木)12時(日本時間)
準決勝11月4日(金)、5日(土)12時(日本時間)
決勝11月7日(月)~9日(水)12時(日本時間)
対局場所
日本選手は日本棋院東京本院にてインターネット対局
対局方式
コミ6目半、持時間各2時間、60秒の秒読み5回
優勝賞金
3億ウォン

出場棋士

日本
韓国
李昌鎬九段、元晟溱九段、姜東潤九段、金志錫九段、朴廷桓九段、卞相壹九段、申旻埈九段、申眞諝九段、金明訓九段、崔精九段、兪旿成七段、李炯珍六段、韓友賑五段、権孝珍四段、琴沚玗三段、呉侑珍九段(ワイルドカード)
中国
柯潔九段、李軒豪九段、范廷鈺九段、楊鼎新九段、羋昱廷九段、辜梓豪九段、党毅飛九段、趙晨宇九段、檀嘯九段、唐韋星九段、於之瑩七段
中華台北
許皓鋐八段

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