日中友好チーム、2勝目を挙げる【2022中国乙級リーグ第5戦】


 中国の団体リーグ戦・乙級リーグ(中国江蘇省無錫市)の第5戦が11月20日に行われた。
 日本からは株式会社ジャステックの支援により「日中友好チーム」として平田智也七段沼舘沙輝哉七段孫喆七段広瀬優一六段が参加している。
 第5戦では台湾中環チームと対戦し、3勝1敗で勝利、2勝目を挙げた。日中友好チームの通算成績は2勝2敗1分。
 新型コロナウイルス感染拡大に伴い各国間の移動制限が生じているため日本選手の対局は日本棋院東京本院でのネット対局で行われている。
 日中友好チームの対局は日本棋院ネット対局「幽玄の間」で中継します。

対局結果(左勝者、△黒番)

11月20日(日) 第5戦 vs 台湾中環チーム
勝者 結果 相手
平田智也七段 2目半 陳祈睿七段(中華台北)
林立祥九段(中華台北) 3目半 沼舘沙輝哉七段
孫喆七段 中押し 盧奕銓五段(中華台北)
広瀬優一六段 半目 林士勛八段(中華台北)

乙級リーグ出場棋士


対局日程 と 結果
11月15日(火) 第1戦 雲南チーム 3勝1敗
11月16日(水) 第2戦 中国移動上海チーム 1勝3敗
11月17日(木) 第3戦 雲南体彩チーム 2勝2敗
11月18日(金) 第4戦 河北チーム 0勝4敗
11月19日(土) (休息日)
11月20日(日) 第5戦 台湾中環チーム 3勝1敗
11月21日(月) 第6戦
11月22日(火) 第7戦
11月23日(水) 第8戦
13時30分(日本時間)対局開始

規定

  • 中国ルールコミ7目半、持時間各2時間1分の秒読み5回
  • 乙級リーグは16チームが参加。8局を戦い上位2チームは次期甲級リーグに昇格、下位3チームは丙級リーグに降格
  • 勝ちごとに2点、負けは0点を加える。得点の合計が高いチームが勝点2、引き分けは1点、負けは0点
  • 3コウ、長生などの無勝負は再対局を行う
  • 以下の順番で順位を決定する。
    (1)勝点合計
    (2)得点合計
    (3)相手勝点の合計
    (4)勝数
    (5)主将以下の勝率
    (6)チーム間の勝ち負け
    (7)主将以下の連勝
    (8)すべての相手の順位
    (9)抽選
  • 日本、韓国、中華台北の棋士は、それぞれの棋院でオンライン対戦を行う

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