日本シードチームが準決勝進出【第2回金竜城杯世界囲碁団体選手権予選第3日】


3人一組の団体世界戦、第2回金竜城杯世界囲碁団体選手権(中国広州市)の予選最終日・第5ラウンドが19日に行われた。
日本から出場しているシードチーム(依田紀基九段蘇耀国九段余正麒七段)はロシアに3-0で勝利し全体順位3位で準決勝進出を決めた。
ワイルドカードチーム(小林光一九段趙治勲九段王立誠九段)は、中国ワイルドカードに0-3で敗れ予選で敗退した。
20日には3人の相談碁による準決勝が行なわれ、日本チームは韓国チームと対戦する。

金竜城杯は16チームの団体戦で、準決勝、3位決定戦、決勝は3人による相談碁で対局を行う。 大会には日本、中国、韓国、中華台北から各1チームがシードとして、日本、中国、韓国から30歳以上で世界チャンピオンの経験者チームを各1チームワイルドカードとして出場できる。
その他、欧州、北米、アジア、オセアニア、アフリカ地域の出場国から予備予選を行い、香港、オーストラリア、ウクライナ、ポーランド、イスラエル、シンガポール、ロシア、フランス、ドイツの9チームが予選に進んだ。

依田はチーム主将として出場
蘇耀国は副将として出場
余正麒は日本チーム最年少出場
小林光一には対局終了後にサインを求める人だかりが出来た
趙治勲は常昊に敗れる
王立誠も古力に敗れた

実施概要

日程
12月16日(水) 予備予選
12月17日(木)10時― 予選第1ラウンド、16時― 予選第2ラウンド
12月18日(金)10時― 予選第3ラウンド、16時― 予選第4ラウンド
12月19日(土)10時― 予選第5ラウンド
12月20日(日)10時― 準決勝
12月21日(月)10時― 3位決定戦
12月22日(火)10時― 決勝
出場選手
日本シードチーム
日本ワイルドカードチーム
中国シードチーム
柯潔九段、時越九段、周睿羊九段
中国ワイルドカードチーム
聶衛平九段、常昊九段、古力九段
韓国シードチーム
朴廷桓九段、金志錫九段、李東勲五段
韓国ワイルドカードチーム
李世乭九段、朴永訓九段、崔哲瀚九段
中華台北シードチーム
陳詩淵九段、林立祥六段、林君諺六段