申眞諝、最終戦も制す【第25回農心辛ラーメン杯第3ラウンド第14戦】


 日本、韓国、中国の勝ち抜き団体戦、第25回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦第3ラウンドの最終第14戦が2月23日(金)に行われた。
 優勝チームを決める第14戦は中国の辜梓豪九段と韓国の申眞諝九段が対戦し、249手まで黒番の申が中押し勝ちを収めた。
 第1ラウンドから第2ラウンドにかけて中国の謝爾豪九段が7連勝を達成。その後第2ラウンド最終戦で申眞諝九段がその連勝を止めると第3ラウンドに入って申が5連勝で大逆転。韓国チームは4連覇、16度目の優勝を決めた。

 日本チームは許家元九段が第1戦で韓国の偰玹準八段に勝利を挙げるも、謝爾豪九段、申眞諝九段に敗れた。
 申真諝九段は本大会を6連勝で締めくくり、農心辛ラーメン杯で2020年の第22回から16連勝と最多連勝記録更新を達成。これまでの農心杯での記録は1999年の第1回から6回にかけて李昌鎬九段の14連勝でその記録を超えた。

詳細・解説については、毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」、日本棋院WEB記事「棋道web」等にてご覧ください。



 
異次元の活躍を見せた申眞諝九段(提供・韓国棋院)


 
前回に続き最終戦で破れた辜梓豪九段(提供・韓国棋院)


終局後の現地の様子(提供・韓国棋院)