本因坊文裕(=井山裕太九段)への挑戦権を争う、 第78期本因坊戦(主催:毎日新聞社/日本棋院/ 関西棋院)挑戦者決定リーグ戦最終節一斉対局が 13日(木)に打たれ、 一力遼棋聖-芝野虎丸名人戦は一力が白番中押し勝ち、 許家元十段-余正麒八段戦は、許が黒番中押し勝ち、 鶴山淳志八段-富士田明彦七段戦は鶴山が黒番中押し勝ち、 本木克弥八段-大竹優七段戦は、大竹が白番中押し勝ちをおさめた。
この結果、7勝全勝で一力が2年連続2回目の挑戦権を獲得した。芝野、許は5勝2敗、余は4勝3敗で来期は本戦から出場、鶴山、本木、富士田、大竹は最終予選から出場する。
本因坊文裕との挑戦手合七番勝負は5月18日(木)に静岡県静岡市「浮月楼」で開幕する。
挑戦手合の模様は、日本棋院ネット対局幽玄の間で棋譜ライブ配信、 日本棋院囲碁チャンネルで映像ライブ配信いたします。
リーグ順位
順位 | 成績 | 棋士 |
挑戦者 | 7勝0敗 | 一力遼棋聖 |
2位 | 5勝2敗 | 許家元十段 |
3位 | 5勝2敗 | 芝野虎丸名人 |
4位 | 4勝3敗 | 余正麒八段 |
陥落 | 2勝5敗 | 本木克弥八段 |
陥落 | 2勝5敗 | 富士田明彦七段 |
陥落 | 2勝5敗 | 大竹優七段 |
陥落 | 1勝6敗 | 鶴山淳志八段 |