井山裕太名人に高尾紳路天元が挑戦する第40期名人戦挑戦手合七番勝負【主催:朝日新聞社】の第3局が9月24、25日に山梨県甲府市の「常磐ホテル」で行われた。
結果は148手まで白番の井山が中押し勝ちをおさめ開幕から3連勝、タイトル防衛まであと1勝とした。終局は16時43分、持時間8時間のうち残り時間は黒番の高尾が1時間22分、白番の井山が31分だった。
第4局は10月5日(月)、6日(火)に三重県志摩市の「賢島宝生苑」で行われる。
両対局者のコメント
井山「最初は自信がなかったが封じ手くらいの時には流れは良いと感じていた。
難しかったが局面が進むにつれ優勢になっていったような気がした」
高尾「序盤で誤算があって一日目ではもうだめにしたかと思っていた。
その後も少しずつ無理を重ねてチャンスもつかめず負けを早めてしまった」
【第40期名人戦第3局終局図】
黒:高尾紳路天元 白:井山裕太名人 白番中押し勝ち
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