謝依旻女流本因坊に藤沢里菜三段が挑戦している第35期女流本因坊戦【共同通信社】五番勝負第4局が10月24日(月)に東京都千代田区の「日本棋院東京本院」で行われた。
結果は147手までで黒番の藤沢が中押し勝ちをおさめ、3勝1敗でタイトルを奪取した。
終局は18時00分、持ち時間各4時間のうち残り時間は黒番の藤沢が11分、白番の謝が1分だった。
両対局者コメント
謝女流本因坊
「左下隅のワカレは(黒から)アジが残っているのでどうだったでしょうか。5局目を打ちたかったですが、それも今の自分の実力です。仕方がありません」
藤沢三段
「左下隅は前例のないめずらしい形で、フリカワリになりましたが白地も多いのでそれほど自信がありませんでした。右辺のあたりで優勢を意識しました。昨年の五番勝負は大きな経験となりましたがミスや錯覚が多かったので今年はそれが無いように最後までしっかり打とうと思いました。(今後の目標は)他の棋戦でも挑戦者を目指して頑張ります」
第35期女流本因坊戦挑戦手合五番勝負第4局
黒:藤沢里菜三段 白:謝依旻女流本因坊 黒番中押し勝ち
(幽玄の間解説:林子淵八段)
日本棋院ネット対局「幽玄の間」では第35期女流本因坊戦五番勝負全対局を解説付で棋譜ライブ中継いたしました。
また囲碁将棋チャンネルの囲碁プレミアムでは、動画ライブ中継いたしました。