11月15日、東京・市ヶ谷の日本棋院東京本院では、第38期女流本因坊戦五番勝負(主催:共同通信社、協賛:JA共済連、共栄火災、囲碁将棋チャンネル))・第4局が、藤沢里菜女流本因坊と上野愛咲美女流棋聖によって行われた。
結果は、白番の上野が200手まで中押し勝ちを収め、シリーズ3勝1敗で初の女流本因坊を獲得した。持ち時間4時間のうち残り時間は黒番の藤沢が1分、白番の上野が5分だった。
上野は女流棋聖とあわせて自身初の二冠となった。
藤沢の女流本因坊連覇はならず、女流立葵杯・女流名人・扇興杯の三冠に後退した。
女流本因坊戦第4局 終局図
黒:藤沢女流本因坊 白:上野女流棋聖