井山裕太名人に高尾紳路天元が挑戦する第40期名人戦挑戦手合七番勝負【主催:朝日新聞社】の第2局が9月17日、18日に佐賀県佐賀市の「古湯(ふるゆ)温泉 おんくり」で行われた。
結果は259手まで黒番の井山が半目勝ちをおさめ開幕から2連勝となった。
終局は20時10分、持時間8時間のうち残り時間は両者ともに1分だった。
井山が3連勝するのか、高尾が巻き返すのか、第3局は9月24日(木)、25日(金)に山梨県甲府市の「 常磐ホテル」で行われる。
両対局者のコメント
井山「一日目の最初のワカレはよくなかったと思っていました。
手がなくなって勝負をあきらめそうになるくらい。
ずっとダメかと思っていましたが、フリカワリで少し得しました。
二日目午前中の打ち込みから勝負に。もしかしたらと思いました。勝ちが見えたのは最後です」
高尾「ずっと苦しいと思っていました。一日目からあまり自信がありませんでした。
ちょっと悪いという印象を引きずりすぎました。
勢いに任せて打ってしまいました。もう少し冷静に打つのでした」
【第40期名人戦第2局終局図】
黒:井山裕太名人 白:高尾紳路天元 黒番半目勝ち
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