井山裕太棋聖に河野臨九段が挑戦する第41期棋聖戦挑戦手合七番勝負【主催:読売新聞社】第2局が1月22日(日)に熊本県菊池市の「笹乃家」で始まった。
結果は301手まで白番の井山が5目半勝ちをおさめシリーズ1勝1敗のタイとした。 終局は20時9分、持時間8時間のうち残り時間は黒番の河野が1分、白番の井山が1分だった。第3局は2月8日(水)、9日(木)に埼玉県川越市「料亭 山屋」で行われる。
両対局者のコメント
井山棋聖「封じ手以降は昨日自分なりに想定していた展開とは違いましたし、右辺のフリカワリの時点でも不確定要素が多すぎてわかりませんでした。
コウ争いが起きて最善に打てていたとは思いませんが、最後中央の形が決まったあたりで目処が立ちました。
1局目は最後に反省点がありましたが、本局はそのようなことがないように心がけていました。七番勝負は長いので精一杯やるだけです。」
河野挑戦者「ずっと苦しいのかなと思って打っていました。地合いがはっきりリードされていたので最後まで勝負勝負と出るしかありませんでした。
コウが発生したりしてもう少しうまく打つ方法があったのかもしれませんが、黒が得できずにワカレては、はっきり負けにしました。
次局まで少し時間があるので少しでも状態を上げられるようにしていきたいと思います。」
第41期棋聖戦挑戦手合七番勝負第2局終局図
黒:河野臨九段 白:井山裕太棋聖
お知らせ
棋聖戦七番勝負は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたします。
また、囲碁プレミアムでも生中継いたします。
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