井山裕太碁聖への挑戦権を争う第43期碁聖戦挑戦者決定戦【主催:新聞囲碁連盟】が5月17日に、本木克弥八段と許 家元七段で日本棋院東京本院にて行われた。結果は220手まで、許七段が白番中押し勝ちを収めて七大棋戦初の挑戦権を獲得した。許は20歳5ヵ月での碁聖戦挑戦手合出場となり最年少記録を樹立(これまでの記録は第25期山下敬吾七段(当時)の21歳10ヵ月)。終局時刻は17時29分、持時間3時間のうち残り時間は黒番の本木が1分、白番の許が4分だった。 井山碁聖との五番勝負は6月23日(土)に石川県金沢市の「北國新聞会館」で開幕する。
許七段のコメント
「自分のベストを尽くして頑張りたいです」