藤沢里菜女流本因坊への挑戦権を争う、第42期女流本因坊戦(主催:共同通信社/日本棋院、協賛:JA共済連、共栄火災)の挑戦者決定戦が8月31日に日本棋院東京本院で行われた。
挑戦者決定戦は上野梨紗二段と高雄茉莉二段の組合せとなり、181手までで黒番の上野が中押し勝ちを収め、挑戦権を獲得した。終局時間は17時0分、持ち時間3時間のうち残り時間は両者ともに1分だった。
上野は初の挑戦手合出場、初タイトル獲得を目指す。
挑戦手合五番勝負は10月12日(木)に岩手県花巻市の「佳松園」で開幕する。
対局の模様はインターネット対局サイト「幽玄の間」および日本棋院囲碁チャンネルにて配信されました。
終局後のコメント
- 本局を振り返って
- 「序盤はいい勝負だと思ったが中盤は思ったように打てなくてちょっと悪くしたかなと。(勝ちが見えたのは)最後の最後、取れるかなって」
- 挑戦権を獲得した感想
- 「挑戦できると思ってなかったのですごくうれしい」