井山裕太天元への挑戦権を争う第42期天元戦挑戦者決定戦【主催:新聞三社連合】が9月2日(金)に東京の日本棋院本院で行われた。
結果は、一力遼七段が山下敬吾九段に280手までで白番4目半勝ちし、井山天元への挑戦権を獲得した。一力は初の七大タイトル挑戦手合出場となる。
井山天元との五番勝負は10月21日に三重県志摩市の「賢島 宝生苑」で開幕する。
一力七段のコメント
今日の碁も難しい碁で、ほっとしているのが率直なところ。
十代のうちに挑戦手合にでるのは大きな目標だったので達成できてうれしい。
井山天元は、特に挑戦手合では隙がなく強い。このような舞台で打てるのは楽しみですし、頑張りたい。
第42期天元戦挑戦者決定戦
黒:山下敬吾九段 白:一力遼七段 白4目半勝ち
(幽玄の間解説:富士田明彦五段)
この対局は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたしました。
天元戦挑戦手合の両対局者プロフィール・対戦成績などを天元戦中継サイトで近日中に掲載いたします。