井山裕太碁聖に許家元七段が挑戦する第43期碁聖戦挑戦手合五番勝負【主催:新聞囲碁連盟】が6月23日(土)に石川県金沢市の「北國新聞会館」で開幕した。
第1局の結果は226手まで許が白番中押し勝ちをおさめシリーズ先勝した。終局時刻は18時52分。持時間4時間のうち残り時間は黒番の井山が1分、白番の許が3分だった。
第2局は7月6日(金)に東京都千代田区の「日本棋院東京本院」で行われる。
両対局者局後のコメント
許七段「中盤まずかったが逆転することができて嬉しい、第2局への自信につながった。第2局も自分らしいいい碁を打ちたい」
井山碁聖「出だし自信がなく、実戦はもっと悪くなると思っていた。中央の黒を予想以上に厳しく攻められシノギに問題があったかもしれない。第2局は悔いのないよう精一杯打ちたい」
第43期碁聖戦挑戦手合五番勝負第1局
黒:井山裕太碁聖 白:許家元七段
(幽玄の間解説:六浦雄太七段、日本棋院囲碁チャンネル解説:寺山怜五段)
碁聖戦挑戦手合五番勝負は、日本棋院ネット対局「幽玄の間」、YouTube「日本棋院囲碁チャンネル」でライブ中継いたします。