一力が挑戦権獲得!【第46期名人戦挑戦者決定リーグ戦】


 井山裕太名人への挑戦権を争う、第46期名人戦 (主催:朝日新聞社/日本棋院/ 関西棋院)挑戦者決定リーグ戦第8ラウンド 許家元十段羽根直樹九段戦が8日(木)に日本棋院東京本院で打たれ、 羽根が248手までで白番中押し勝ちをおさめた。この結果1敗で一力を追っていた許が5勝2敗となり、 先に第8ラウンドを終えて7勝0敗の一力遼二冠(天元・碁聖)が 最終第9ラウンドを待たずしてリーグ戦優勝を決め、井山名人への挑戦権を獲得した。
 現在、一力と井山は碁聖戦挑戦手合中であり、タイトルホルダーと挑戦者を入れ替えて、連続しての挑戦手合顔合わせとなった。 一力の名人戦挑戦手合出場は初めて。またこれで羽根のリーグ戦残留が決まった。許の名人挑戦はならなかった。

 井山との名人戦挑戦手合七番勝負は8月26日(木)に東京都文京区「ホテル椿山荘東京」で開幕する。

 名人戦挑戦手合の模様は、日本棋院ネット対局幽玄の間で棋譜ライブ配信、 日本棋院囲碁チャンネルで映像ライブ配信いたします。

終局図
許の名人戦挑戦はならなかった
羽根、4勝3敗となりリーグ残留が決定
本日、別の棋戦で勝利した一力


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