一力、二冠に向け好発進!【第46期天元戦挑戦手合五番勝負第1局】


 6連覇を目指す井山裕太天元一力遼碁聖が挑戦する 第46期天元戦(主催:新聞三社連合/ 日本棋院/関西棋院)挑戦手合五番勝負が10月8日に愛知県名古屋市 「賀城園」で開幕し、一力が290手までで黒番半目勝ちしシリーズ先勝とした。 終局時刻は18時19分。残り時間は両者ともに1分だった。第2局は10月20日(火)に北海道札幌市 「京王プラザホテル札幌」で打たれる。

 この対局については天元戦特設サイト、 ネット対局「幽玄の間」等にてお楽しみください。
 また詳細・解説につきましては加盟各紙の観戦記、毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてお楽しみください。


終局後のコメント

●一力遼碁聖
「一局を通して難しかった。中盤ははっきり黒がわるかった。中央のヨセが正しかったかわからないが半目勝負かなと思っていたが残りそうかなと思っていた。 幸先のよいスタートが切れてほっとしている。2局目以降も精一杯がんばりますので応援よろしくお願いいたします」
◯井山裕太天元
「2の一にハネられたのが大きかったのかもしれないが今はよくわからない。 15の三のキリで中央に黒地がついた。中央に打っておいたほうがたぶんよかったと思うが。。 残念な1局とはなったがきわどい勝負にはなったと思う。しっかりと準備していい碁をみせられればと思う」
一力先勝!
井山 過密日程の影響を感じさせない熱戦を魅せた
対局場所は熱田神宮近くの「賀城園」
中日新聞デジタル編集部」 オンライン解説会に出演した中根直行九段、金賢貞四段


陣容

天元
井山裕太三冠(棋聖・本因坊・天元)
挑戦者
一力遼碁聖
立会人
羽根直樹九段
記録
寺田柊汰初段、高雄茉莉初段
幽玄の間
解説:伊田篤史八段
オンライン解説会
解説:中根直行九段、聞き手:金賢貞四段