6連覇を目指す井山裕太天元に一力遼碁聖が挑戦する
第46期天元戦(主催:新聞三社連合/
日本棋院/関西棋院)挑戦手合五番勝負第2局が10月20日(火)に北海道札幌市
「京王プラザホテル札幌」で打たれ井山が
223手までで黒番中押し勝ちをおさめシリーズ1勝1敗のタイとした。残り時間は両者ともに1分だった。
第3局は11月27日(金)福岡県久留米市「ホテルマリターレ創世 久留米」で行われる。
この対局については天元戦特設サイト、
ネット対局「幽玄の間」等にてお楽しみください。
また詳細・解説につきましては加盟各紙の観戦記、毎週月曜日発売の「週刊碁」、
毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてお楽しみください。
終局後のコメント
- ●井山裕太天元
- 「ずっと難しくどれがよいのか判断もわからなかった。左辺では少し損をしたと思うがどうしたらいいか難しい。 勝ちが見えたのはほんとの最終盤。1ヶ月空くので準備してよい状態で臨みたい」
- ◯一力遼碁聖
- 「序盤は何が正しいのかわからない。黒75と切られては受けに回る展開になってしまった。右上ではもう少しよくなる図があったように思う。 黒161の時点で少し足りないと思った。最後正しく打てばもう少し細かかったと思う。第3局は間隔があるので気持ちを新たに頑張ります」
陣容
- 天元
- 井山裕太四冠(棋聖・名人・本因坊・天元)
- 挑戦者
- 一力遼碁聖
- 立会人
- マイケル・レドモンド九段
- 記録
- 伊藤優詩五段、青木裕孝二段
- 大盤解説
- 解説:林漢傑八段、聞き手:奥田あや四段
- 幽玄の間
- 解説:大橋成哉七段