6連覇を目指す井山裕太天元に一力遼碁聖が挑戦する
第46期天元戦(主催:新聞三社連合/
日本棋院/関西棋院)挑戦手合五番勝負第4局が12月7日(月)に兵庫県洲本市「ホテルニューアワジ」で打たれ、
一力が208手までで白番中押し勝ちをおさめ、シリーズは2勝2敗のタイとなった。終局時刻は16時38分。残り時間は黒番の井山が2分、
白番の一力が3分だった。注目の最終第5局は12月16日(水)に徳島県徳島市「徳島グランヴィリオホテル」で行われる。
この対局の棋譜については天元戦特設サイト、
ネット対局「幽玄の間」等にてお楽しみください。
また詳細・解説につきましては加盟各紙の観戦記、毎週月曜日発売の「週刊碁」、
毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてお楽しみください。
対局者のコメント
- 一力遼碁聖
- 「(下辺で白6子をとられた辺りについて)120にハネた時は正しく打てば残るかなと思ってました。 150で黒2子を抜いた辺りで手ごたえがありました。 ひとまず最終局まで来られたことはよかった。すぐ来週あるのでいい状態で臨めるように頑張りたいと思います」
- 井山裕太天元
- 「(右上のフリカワリについて)その後に手を付けられたりと実戦より良い図が無いと苦しい感じです。 下辺98とツケ切られたときの対処がまずかったのか、フリカワリがまずいのか現状ではちょっとわからない。 (下辺で白6子をとってはねられた辺りは)はっきり足りない雰囲気でした。 最終局もたくさん経験してきたのでベストを尽くしたいと思います」
陣容
タイトルホルダー | 井山裕太天元 |
挑戦者 | 一力遼碁聖 |
立会人 | 石田篤司九段 |
記録 | 鳥井裕太三段、大森らん初段 |
幽玄の間解説 | 王銘エン九段 |