一力勝利で3勝1敗、防衛まであと1勝【第47期棋聖戦挑戦手合七番勝負 第4局】


一力遼棋聖
VS
芝野虎丸名人

 囲碁界最高位の棋戦「棋聖」連覇を目指す一力遼棋聖芝野虎丸名人が挑戦する 第47期棋聖戦挑戦手合七番勝負 (主催:読売新聞社・日本棋院・関西棋院)第4局が2月16日(木)・17日(金)に宮城県知事公館で打たれ、一力が黒番中押し勝ちをおさめ3勝1敗となった。第5局は3月2日(木)・3日(金)に千葉県勝浦市「三日月シーパークホテル勝浦」で打たれる。

 対局の模様については 「日本棋院囲碁チャンネル」の映像ライブ配信、 およびネット対局「幽玄の間」等にてご覧いただけます。
 また詳細・解説については、読売新聞の観戦記、 毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。

一力が連勝で防衛まであと1勝
終局図
「1日目はちぐはぐだったかなという感じではっきり苦しくした。黒119から(左上で)シノギ勝負になって勝負になったかなという感じです」と一力
「(左上黒への攻めは)読み切れずに打っていたので結果は仕方ない」と芝野
現役タイトル者と四天王、挑戦手合ならではの豪華コンビでYoutube出演
対局者の昼食は複数の選択肢があったが、偶然同じメニューとなった
仙台国際センターで行われた大盤解説会。200名以上のファンが来場した
壇上には左から大西七段、蘇九段、謝七段
対局場の宮城県知事公館
正門は仙台城から移築された物で唯一の遺構。貴重な文化財






第4局陣容

タイトルホルダー 一力遼棋聖
挑戦者 芝野虎丸名人
立会人 山下敬吾九段
新聞解説 許家元十段
記録 豊田裕仁二段森智咲初段
大盤解説会 蘇耀国九段(大盤解説)、謝依旻七段(聞き手)、
大西竜平七段(指導碁係)
幽玄の間解説 横塚力七段
日本棋院囲碁チャンネル 横塚力七段(幽玄解説)、大淵盛人九段(常務理事)、
大淵浩太郎五段(見学坊主)、他