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一力遼天元への挑戦権を争う、第47期天元戦
(主催:新聞三社連合/日本棋院/
関西棋院)挑戦者決定戦、
芝野虎丸王座-関航太郎四段戦が9月9日(木)に日本棋院東京本院で打たれ、
関が196手までで白番中押し勝ちをおさめ、一力天元への挑戦権を獲得した。終局時刻は18時21分。残り時間は両者ともに1分だった。
関の七大タイトル戦挑戦手合出場は初。これにより10日付けで七段昇段が決まった。
また第1局時点で入段から4年6ヶ月での挑戦となり、入段から史上最速での挑戦手合出場記録となる(これまでの記録は、2019年・第44期名人戦での芝野虎丸の4年11ヶ月)。
第1局時点の年齢は19歳10ヶ月で、史上4人目(5例目)の10代での挑戦手合出場。
芝野は初の天元戦挑戦はならなかった。
一力遼天元との第47期天元戦挑戦手合五番勝負は10月5日(火)に愛知県知多郡南知多町「源氏香」で開幕する。
天元戦挑戦手合五番勝負の模様は、日本棋院囲碁チャンネルにて全局映像ライブ配信、
天元戦特設サイト、
日本棋院ネット対局幽玄の間にて、棋譜ライブ配信いたします。
終局後のコメント
- 関航太郎四段
- 「(現在の気持ちは)天元戦ではこのような結果とできたが、他棋戦ではよい結果がでていない。挑戦手合を打てるのは自分自身驚いているところがあるが、しっかりと準備して臨みたい。(一力天元とは初手合となるが)トップ棋士相手に今の自分がどれだけ打てるのか自分自身楽しみ。光栄に思っている」
- 芝野虎丸王座
- 「今年はあまり成績がよくないのでこの天元戦もがんばりたいと思っていたが、負けてしまったので王座戦に集中してがんばりたい」