一力遼棋聖への挑戦権を争う、第48期棋聖戦(主催:読売新聞社/日本棋院/関西棋院)の挑戦者決定戦変則三番勝負の第1局が10月30日に日本棋院関西総本部で行われた。
挑戦者決定戦は井山裕太王座と許家元九段の組合せとなり、165手までで黒番の井山が中押し勝ちを収めた。Sリーグ1位の井山は1勝のアドバンテージがある為この勝利で挑戦権獲得となる。井山は2024年1月より始まる棋聖戦挑戦手合七番勝負で棋聖奪取を目指す。
対局についてはネット対局「幽玄の間」、YouTube「日本棋院囲碁チャンネル」でご覧いただけます。
また詳細・解説については、読売新聞紙面の観戦記、毎月20日発売の「月刊碁ワールド」、9月より新たにスタートした日本棋院のWEB記事「棋道web」等にてご覧いただけます。