仙台対局は井山王座に軍配【第49期棋聖戦挑戦手合七番勝負 第3局】

 囲碁界最高位の棋戦「棋聖」4連覇を目指す一力遼棋聖に、棋聖通算10期目を狙う井山裕太王座が挑戦する第49期棋聖戦挑戦手合七番勝負(主催:読売新聞社・日本棋院・関西棋院、特別協賛:サントリーホールディングス) 第3局が宮城県知事公館で2月5日(水) ・6日(木)に打たれ、 井山王座が白番中押し勝ちをおさめシリーズ2勝1敗とした。

 第4局は2月12日(水)、13日(木)に静岡県熱海市「熱海後楽園ホテル」で行われる。

 対局の模様については 「日本棋院囲碁チャンネル」の映像ライブ配信、 およびネット対局「幽玄の間」等にてご覧いただけます。また詳細・解説については、読売新聞の観戦記、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。

これで井山王座の2勝1敗。棋聖戦の詳報は読売新聞オンラインをチェック

インタビューに答える一力棋聖


   終局時刻:19時31分 消費時間:黒7時間59分、白7時間58分

対局場の宮城県知事公館

2日目の昼食とおやつ

大盤解説会は仙台国際センターで行われた

牛四段、鶴山八段、大淵五段が大盤解説を担当

対局前日に仙台出身で第四代横綱・谷風像と記念撮影





第3局陣容

タイトルホルダー 一力遼棋聖
挑戦者 井山裕太王座
立会人 山下敬吾九段
新聞解説 林漢傑八段
記録 伊藤優詩五段加藤優希初段
大盤解説 解説:鶴山淳志八段、聞き手:牛栄子四段
指導棋士 大淵浩太郎五段
幽玄の間解説 三村智保九段