井山王座が3勝目【第49期棋聖戦挑戦手合七番勝負 第4局】

 囲碁界最高位の棋戦「棋聖」4連覇を目指す一力遼棋聖に、棋聖通算10期目を狙う井山裕太王座が挑戦する第49期棋聖戦挑戦手合七番勝負(主催:読売新聞社・日本棋院・関西棋院、特別協賛:サントリーホールディングス) 第4局が熱海後楽園ホテルで2月12日(水) ・13日(木)に打たれ、 井山王座が黒番4目半勝ちをおさめシリーズ3勝1敗とした。

 第5局は2月26日(水)、27日(木)に千葉県勝浦市「三日月シーパークホテル勝浦」で行われる。

 対局の模様については 「日本棋院囲碁チャンネル」の映像ライブ配信、 およびネット対局「幽玄の間」等にてご覧いただけます。また詳細・解説については、読売新聞の観戦記、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。

これで棋聖奪取まであと1勝とした井山王座

2日目の午後はコウがらみの難解な局面が続いた

詳報は読売新聞オンラインでチェック

左辺でコウ争いが続く190手頃の検討室。検討に没入する蘇耀国九段と村川大介九段

対局場の熱海後楽園ホテル

2日目の昼食とおやつ

第4局はプレミアムツアーが実施され、指導碁担当は安田明夏初段

一力棋聖の2日目午前のおやつ、杏仁豆腐の食レポも行った

プレミアムツアーの解説風景。関係棋士が入れ替わりで解説

見学に来た張豊猷九段も飛び入りで解説





第4局陣容

タイトルホルダー 一力遼棋聖
挑戦者 井山裕太王座
立会人 山田規三生九段
新聞解説 村川大介九段
記録 吉川一四段塚田千春二段
特別指導棋士 安田明夏初段
観戦記 大橋成哉八段
幽玄の間解説 蘇耀国九段