一力棋聖が全勝で挑戦権獲得【第49期名人戦挑戦者決定リーグ戦最終一斉対局】


 芝野虎丸名人への挑戦権を争う、第49期名人戦(主催:朝日新聞社/日本棋院/関西棋院)の挑戦者決定リーグ戦最終一斉対局が7月22日(月)に日本棋院の東京本院と関西総本部で行われた。

 7勝0敗の一力遼棋聖を6勝1敗で余正麒八段が追う構図だったが、一力が富士田明彦七段に黒番中押し勝ちをおさめ8戦全勝で名人挑戦を決めた。

一力の名人挑戦は2021年の第46期以来で2度目となる
新聞解説の林漢傑八段を交えて局後の検討
余は前局の一力にだけ負けて7勝1敗で本リーグを終えた
 第49期名人戦挑戦手合七番勝負は8月27日(火)に芝野名人の出身地、神奈川県相模原市にある「杜のホールはしもと」で開幕する。

 第49期名人戦挑戦手合七番勝負の模様は、囲碁将棋TV -朝日新聞社-にて全局映像ライブ配信、日本棋院ネット対局幽玄の間にて、棋譜ライブ配信いたします。