村川大介王座に井山裕太棋聖が挑戦する、第63期王座戦挑戦手合五番勝負【主催:日本経済新聞社】の第2局が11月12日に岡山県矢掛町の「矢掛屋」で行われた。
結果は164手まで白番の井山棋聖が中押し勝ちをおさめ、開幕から連勝した。
終局は17時35分、持ち時間3時間のうち残り時間は黒1分、白2分だった。
第3局は11月19日(木)に兵庫県神戸市「ホテルオークラ神戸」で行われる。
両対局者のコメント
井山棋聖「(自分から見て)左辺打ち込みからの戦いは無理ぎみかもしれないが、3目を取れて一息ついた。厳しく打たれたら自信はなかった。
中央の白が手厚くなり先手が回ったので打ちやすくなった」
村川王座「(右下の)3目は捨てても打てるかと思っていたが、もう少し厳しく打つのだった。
その後の打ち方もおかしくて、真ん中もどう打てばよいか分からなかった」
王座戦第2局終局図
黒:村川大介王座 白:井山裕太棋聖 白番中押し勝ち
幽玄の間解説:首藤瞬七段
第63期王座戦挑戦手合五番勝負は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたします。