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　芝野虎丸王座への挑戦権を争う、第69期王座戦 （主催：日本経済新聞社／日本棋院／ 関西棋院）挑戦者決定戦、 井山裕太四冠－一力遼天元戦が9月20日（祝・月）に大阪市の日本棋院関西総本部で打たれ、 井山が231手までで黒番中押し勝ちをおさめ、芝野王座への挑戦権を獲得した。終局時刻は18時28分。残り時間は両者ともに1分だった。
　井山の王座戦挑戦手合出場は2期ぶり。通算7期目の王座獲得を目指す。一力の王座挑戦はならなかった。

　芝野虎丸王座との第69期王座戦挑戦手合五番勝負は10月29日（金）に神奈川県横浜市「横浜ロイヤルパークホテル」で開幕する。


　王座戦挑戦手合五番勝負の模様は、日本棋院囲碁チャンネルにて全局映像ライブ配信、 日本棋院ネット対局幽玄の間にて、棋譜ライブ配信いたします。

終局後のコメント

井山裕太四冠

「上辺コウのような形になって左上を連打（黒171、黒173）して少しイケてると思ったんですけれども、連打の仕方が悪くて実戦のコウ（白180）は全く見えてなかった。 中央から右下方面が耐えているとわかったのは本当に最後の方でした。まだ対局が終わったばかりで番勝負のことはあまり考えられないのですが、五番勝負の舞台に戻ってこれてひとまず嬉しく思います」

第69期王座戦挑戦者決定戦 終局図

黒：井山裕太四冠　白：一力遼天元

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