韓国の国際囲碁大会、第6回全羅南道国手山脈国際囲碁大会(国手山脈杯)が8月3日に韓国全羅南道で開幕した。
国手山脈国際囲碁大会は世界プロ最強戦として16名によるトーナメント戦が行われ、日本からは井山裕太九段、村川大介九段、山下敬吾九段の3名が出場している。
3日の1回戦で山下は韓国の朴廷桓九段と対戦し黒番中押し勝ちを収め2回戦に進んだ。
井山は韓国の卞相壹九段と、村川は金志錫九段と対戦したが、いずれも敗れ1回戦で敗退した。
4日に行われた2回戦で山下は中国の陳耀燁九段と対戦したが敗れて準決勝に進むことは出来なかった。
これで世界プロ最強戦では日本勢の敗退が決まった。
また、日中韓台の8名4ペアによるペア戦では、日本から出場した山田規三生九段と辻華初段ペアは初戦で中国の兪斌九段、高星四段のペアと対戦し敗れた。山田、辻ペアは5日の3位決定戦で韓国の劉昌赫九段、許瑞玹初段ペアと対戦する。
世界プロ最強戦の結果 ※左側が勝者
準決勝 8月4日△廖元赫八段 中押し 卞相壹九段
△陳耀燁九段 中押し 申眞諝九段
2回戦 8月4日
廖元赫八段 中押し △李東勲九段
△卞相壹九段 中押し 申旻埈九段
申眞諝九段 中押し △金志錫九段
陳耀燁九段 中押し △山下敬吾九段
1回戦 8月3日
△李東勲九段 中押し 范廷鈺九段
廖元赫八段 中押し △李志賢九段
申旻埈九段 中押し △王元均九段
卞相壹九段 中押し △井山裕太九段
申眞諝九段 中押し △許皓鋐六段
金志錫九段 中押し △村川大介九段
陳耀燁九段 中押し △李昌鎬九段
△山下敬吾九段 中押し 朴廷桓九段
ペア戦の結果 ※左側が勝者
1回戦 8月3日△王立誠九段・俞俐均二段 中押し 劉昌赫九段・許瑞玹初段
△兪斌九段・高星四段 中押し 山田規三生九段・辻華初段
各国選手
世界プロ最強戦
- 日本
- 井山裕太九段、村川大介九段、山下敬吾九段
- 中国
- 陳耀燁九段 范廷鈺九段、廖元赫八段
- 韓国
- 金志錫九段、朴廷桓九段、李志賢九段、卞相壹九段、申眞諝九段、李東勲九段、申旻埈九段、李昌鎬九段(ワイルドカード)
- 中華台北
- 王元均九段、許皓鋐六段