開催年の4月1日現在31歳以上60歳以下で7大棋戦、竜星戦、阿含桐山杯およびSGW杯中庸戦の優勝経験が無い棋士による棋戦、第6回SGW杯中庸戦の本戦入りをかけた予選が8月7日開幕した。その結果、小県真樹九段、伊藤優詩五段が10月28日、29日に行われる本戦に駒を進めた。
16人の本選進出者を決める予選は、8月14日を除く9月25日までの各月曜日と木曜日の8月10日、9月14日に行われる。
棋戦の概要は下記の通り。
棋戦概要
- 主催
- 公益財団法人日本棋院
- 協賛
- 株式会社セントグランデW
- 出場資格
- 日本棋院所属棋士、31歳以上60歳以下(2023年4月1日時点)かつ七大棋戦、竜星戦、阿含桐山杯、SGW杯中庸戦の優勝経験が無い棋士
- 予選
- ネット対局(幽玄の間)で実施。16名が本戦出場
- 本戦
- 16名によるスイス方式4回戦(1日2対局、2日間)で順位を決定する。
対局は日本棋院東京本院で碁盤対局で行う。本戦1日目は10月28日(土)、2日目は10月29日(日)に行い、2日目は大盤解説会を実施 - 対局・棋戦規定
- (1) 全互先、先番6目半コミ出し
(2) 予選・本戦共に1手30秒、途中1分の考慮時間10回
(3) 優勝者は本棋戦勝ち抜けとなり、次年度は出場できない - 賞金
- 優勝 200万円、準優勝 50万円
予選および本戦はすべて日本棋院ネット対局「幽玄の間」で公開
本戦2日目の大盤解説会はYouTube日本棋院囲碁チャンネルでライブ配信予定