本因坊文裕(=井山裕太九段)への挑戦権を争う、
第76期本因坊戦(主催:毎日新聞社/日本棋院/
関西棋院)挑戦者決定リーグ戦最終節一斉対局が
2日(金)に打たれ、
芝野虎丸二冠(王座・十段)-羽根直樹九段戦は芝野が黒番中押し勝ち、
許家元八段-佐田篤史七段戦は、許が黒番中押し勝ち、
一力遼二冠(天元・碁聖)-大西竜平七段戦は一力が黒番中押し勝ち、
黄翊祖九段-鶴山淳志八段戦は、黄が黒番中押し勝ちをおさめた。
この結果、6勝1敗で芝野が2年連続2回目の挑戦権を獲得した。許、一力は5勝2敗、羽根は4勝3敗でリーグ残留、黄、鶴山、佐田、大西のリーグ陥落が決まった。
本因坊文裕との挑戦手合七番勝負は5月11日(火)に群馬県高崎市「旧井上房一郎邸」で開幕する。
挑戦手合の模様は、日本棋院ネット対局幽玄の間で棋譜ライブ配信、
日本棋院囲碁チャンネルで映像ライブ配信いたします。
終局後のコメント
- 芝野虎丸二冠
- 「2日制で、井山先生に2回連続で負けているのでリベンジしたい気持ちはあった。挑戦できてうれしい」
リーグ順位
順位 | 成績 | 棋士 |
挑戦者 | 6勝1敗 | 芝野虎丸二冠(王座・十段) |
2位 | 5勝2敗 | 許家元八段 |
3位 | 5勝2敗 | 一力遼二冠(天元・碁聖) |
4位 | 4勝3敗 | 羽根直樹九段 |
陥落 | 3勝4敗 | 大西竜平七段 |
陥落 | 2勝5敗 | 黄翊祖九段 |
陥落 | 2勝5敗 | 佐田篤史七段 |
陥落 | 1勝6敗 | 鶴山淳志八段 |