秋山九段が優勝【第7回SGW杯中庸戦 優勝決定戦】


 開催年の4月1日現在31歳以上60歳以下で7大棋戦、竜星戦、阿含桐山杯およびSGW杯中庸戦の優勝経験が無い棋士による棋戦、 第7回SGW杯中庸戦(協賛:株式会社セントグランデW)本戦が、 11月2日(土)10時に東京都千代田区「日本棋院東京本院」で開幕した。本戦は16名によるスイス方式4回戦(1日2対局、2日間)で順位を決定する。持ち時間はなく1手30秒、1分の考慮時間10回のテレビ棋戦方式の早碁。

 2日目は10時より3回戦、14時より4回戦および優勝者決定戦が行われた。優勝決定戦は3回戦までを全勝の 秋山次郎九段安斎伸彰八段の対戦となり、秋山九段が白番中押し勝ちをおさめタイトル獲得となった。

 この対局は日本棋院ネット対局「幽玄の間」で棋譜LIVE中継。詳細・解説については日本棋院の公式情報配信サイト「棋道web」、毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。

秋山九段が4回目の本戦出場で優勝
優勝決定戦で敗れるのはこれで3回目の安斎八段
大盤解説は前回中庸の志田達哉中庸
3回戦の様子。リーグ入り棋士でも好成績を収めるのは難しい
対局者は終局後に解説会に登壇
じゃんけん大会が行われ解説会来場者に関係棋士の著書がプレゼントされた
全局終了後に本戦出場棋士で記念撮影