第1回新奥杯世界囲碁オープン戦の本戦が11月6日に中国・河北省で開幕した。
日本からは結城聡九段、伊田篤史八段、本木克弥七段、富士田明彦五段の4名が出場した。
日本勢で唯一勝ち残っていた伊田は10日に行われた16強戦で中国の柯潔九段と対戦。167手まで白番中押し負けであった。8強には中国が7名、韓国が1名となった。
新奥杯世界囲碁オープン戦は日中韓台の棋士64名によるトーナメント戦で、持ち時間は各2時間30分、秒読み60秒5回、コミ七目半、中国ルールで行われる国際棋戦である。
16強戦の日本選手結果(11月10日) ※左側が勝者 △:黒番
△柯潔九段(中国) 中押し 伊田篤史八段
第1回新奥杯世界囲碁オープン戦 終局図
黒:柯潔九段(中国) 白:伊田篤史八段 黒番中押し勝ち- ※ この対局は日本棋院ネット対局「幽玄の間」にて宮川史彦八段の解説で棋譜ライブ中継いたしました。
出場者
- 日本(4人)
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- 中国(42人)
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- 柯潔九段
- 古力九段
- 陳耀燁九段
- 周睿羊九段
- 連笑七段
- 時越九段
(以上シード)- 唐韋星九段
- 兪斌九段
- 芈昱廷九段
- 范廷鈺九段
- 江維傑九段
- 胡耀宇八段
- 張璇八段
- 方天豊八段
- 彭荃七段
- 檀嘯七段
- 鄔光亜六段
- 范胤六段
- 李喆六段
- 李康六段
- 張維六段
- 汪涛六段
- 陶欣然六段
- 黄雲嵩五段
- 夏晨琨五段
- 陳賢五段
- 彭立尭五段
- 范蘊若五段
- 党毅飛五段
- 張東岳五段
- 李銘五段
- 秦悦欣五段
- 胡躍峰五段
- 舒一笑四段
- 黄静遠三段
- 許嘉陽三段
- 陳梓健三段
- 曹又尹三段
- 謝科二段
- 陳玉依二段
- 呉震宇二段
- 王世一初段
- 韓国(16人)
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- 朴廷桓九段
- 姜東潤九段
- 申真諝六段
- 李世乭九段
(以上シード)- 趙漢乗九段
- 金志錫九段
- 白洪淅九段
- 朴正祥九段
- 許映皓九段
- 金起用八段
- 安成浚六段
- 羅玄六段
- 安国鉉五段
- 卞相壱四段
- 韓昇周二段
- 魏太雄初段
- 中華台北(1人)
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- 王元均七段
- ワイルドカード
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- 江鋳久九段
日本棋院ネット対局「幽玄の間」では新奥杯 世界囲碁オープン戦の模様をライブ中継いたします!