中国の王星昊六段が優勝【第8回グロービス杯世界囲碁U-20】(2021.6.7 12:10追記)


世界の若手No1を決める第8回グロービス杯世界囲碁U-20(協賛:株式会社グロービス)の本戦トーナメントが、 6月6日に日本棋院「幽玄の間」を用いネット対局で行われ、中国の王星昊六段が優勝した。
決勝戦終局後に日本棋士による自戦解説をYouTube 日本棋院囲碁チャンネルでライブ配信しました。


優勝コメント(2021.6.7 12:10追記)

王星昊六段
「予選(最初の2局)は一度も形勢が良いとは言えませんでした。準決勝からはすべて運が良かった。この大会は私の最初の優勝です、とても嬉しいです。 今回この大会で対局の機会を与えて下さいました、主催者の皆様に感謝いたします」

優勝は中国の王星昊六段(2021.6.7 12:10追加)

上野の準々決勝の相手は昨年優勝した文敏鍾四段
AI評価値は中盤まで優勢だっただけに惜しい敗戦となった

日本勢は健闘及ばず

恒例の自戦解説、聞き手は広瀬と通りすがりの大西竜平七段が務めた

福岡の解説は丁寧かつ落ち着いた語り口でわかりやすいと好評だった

今回でグロービス杯卒業の上野、後輩へのアドバイスを問われ
「出場者の棋譜を並べる」「バナナを食べる」と答えて締めくくった

6月6日(日)の結果(左勝者・△黒番)

決勝

 王星昊六段 時間切れ △屠晓宇六段

3位決定戦

△朴常鎭五段 5目半   文敏鍾四段

準決勝

△屠晓宇六段 中押し  朴常鎭五段
△王星昊六段 中押し  文敏鍾四段

準々決勝

 朴常鎭五段 中押し △周泓余六段
 屠晓宇六段 1目半  △大竹優五段(日本)
△王星昊六段 中押し  伊了二段(日本)
 文敏鍾四段 中押し △上野愛咲美四段(日本)


この対局の模様は、日本棋院ネット対局「幽玄の間」にて手順ライブ中継いたしました。