勝負の決着がつくのが早い9路盤対局。スピード時代の現代にマッチしており、囲碁普及の有力な手法としてこの対局を広めようとしている石倉昇九段が注目度を高めるために発案した「9路盤を楽しもう! 第2回桜ゴルフ杯女流プロ9路盤大会」が2024年2月24日(日)に日本棋院東京本院で行われた。
対局は謝依旻七段、上野愛咲美女流名人、星合志保三段、安田明夏初段の4人によるトーナメント戦で1回戦、決勝戦ともに三番勝負で勝敗を決める。これは手番による有利、不利を考慮したものだ。持ち時間は無く1手20秒で途中1分単位の考慮時間が3回とスピーディーな設定となっている。
1回戦は前回の覇者である謝と上野、星合と安田の組み合わせとなり、熱戦の結果上野と星合が決勝に進出した。
1回戦の対局の模様はこちらから
決勝戦の対局の模様は3月21日(木)16時に公開の予定です。
詳細・解説については、日本棋院WEB記事「棋道web」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。