謝依旻七段、吉原由香里六段、万波佳奈四段、星合志保三段による、「9路盤を楽しもう! 桜ゴルフ杯女流プロ9路盤大会」が2023年8月5日に日本棋院東京本院で行われた。
本大会は囲碁普及の手法として9路盤をより活用するために、女流棋士が真剣勝負を行うことで注目を高める目的で開催された。
石倉昇九段がイベントを発案し、株式会社桜ゴルフの協賛により本企画が実現した。
対局は4人によるトーナメント戦でそれぞれ三番勝負で勝敗を決める。これは手番による有利不利を考慮したもので、結果的には1回戦の2対局と決勝戦、全てが3局打たれた。持ち時間は無く1手20秒で途中1分単位の考慮時間が3回とスピーディーな設定。
1回戦の組み合わせは抽選で謝七段―星合三段、吉原六段―万波四段の組合せとなり、謝と吉原が決勝に進出した。
決勝戦も大熱戦となったが謝が吉原を降し優勝を決めた。
対局の模様は日本棋院囲碁チャンネルで公開しています。