村川大介王座に井山裕太棋聖が挑戦する、第63期王座戦挑戦手合五番勝負【主催:日本経済新聞社】の第1局が10月20日に宮城県仙台市の「仙台ロイヤルパークホテル」で開幕した。
結果は240手まで黒番の井山棋聖が半目勝ちをおさめた。
終局は19時20分、持ち時間3時間のうち残り時間は両者ともに1分だった。
井山が連勝か、村川がタイに戻すか、第2局は11月12日(木)に岡山県矢掛町「矢掛屋」で行われる。
両対局者のコメント
井山棋聖「上辺がフリカワリとなって作り碁になると思いました。
苦しかったです。勝ちになったかは最後のほうまでわかりませんでした」
村川王座「最初ははっきり苦しいと思っていました。攻めがあまりきかなかったので難しいと感じていました。
中央を取ったあたりでよくなったと思いましたが、ヨセでミスをしてしまいました」
王座戦第1局終局図
黒:井山裕太棋聖 白:村川大介王座 黒番半目勝ち
幽玄の間解説:高梨聖健八段
第63期王座戦挑戦手合五番勝負は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたします。