第7回中国姜堰黄竜士精鍛科技杯世界女子団体戦の第2ラウンドが6月3日(土)から第2ラウンドが中国江蘇省姜堰区にて行われている。日中韓3ヵ国で争われる女流の勝ち抜き団体戦だ。
日本のメンバーは謝依旻六段、藤沢里菜三段、向井千瑛五段、王景怡三段、牛栄子初段の5名。
第1ラウンドで日本選手は、牛初段が1勝をあげたものの、王三段、向井五段が敗れ、第2ラウンドの残り選手は謝六段と藤沢三段の2名。中韓の残り選手はそれぞれ3名だ。
3日の第8戦、第9戦は、韓国の呉政娥三段が午前、午後ともに中国の魯佳二段、日本の藤沢三段を破って4連勝と勝ち星を伸ばした。
4日午前の第10戦は呉三段と中国の李赫五段が対戦し、李が黒番中押し勝ち。
午後の第11戦は李五段と日本の謝六段の対戦となった。謝に期待が集まったが李五段の前に力尽き、李の白番中押し勝ち。日本勢は健闘するも牛初段の1勝のみで姿を消した。
中韓による〝優勝決定戦〟の形になって5日、6日の第12戦と第13戦。韓国の呉侑珍五段が、中国の李赫五段と於之瑩五段を連破し、韓国の主将にあたる崔精七段を残して韓国に3度目の優勝をもたらした。
詳細は、週刊碁の記事をご覧ください。
6月5、6日 第12、13戦の結果
第12戦 (6月5日)
△呉 侑珍五段(韓国) 1目半 李 赫五段(中国)
第13戦 (6月6日)
呉 侑珍五段(韓国) 中 押 △於 之瑩五段(中国)
――左側が勝者。△印は先番
第7回中国姜堰黄竜士精鍛科技杯世界女子団体戦第13戦
白:呉侑珍(韓) 黒:於之瑩(中) 白番中押し勝ち
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