9月21日に第43期碁聖戦【主催:新聞囲碁連盟】予選A決勝・藤沢里菜三段―小山空也三段の対局が行われ、藤沢三段が黒番中押し勝ちをおさめ、本戦出場を決めた。
この対局は日本棋院ネット対局「幽玄の間」で中継いたしました。
七大タイトル戦(棋聖・名人・本因坊・王座・天元・碁聖・十段)で女流棋士が本戦入りするのは平成20年に第35期天元戦で加藤啓子六段と桑原陽子五段(現六段)が同時に本戦入りして以来9年ぶり。女流棋士史上9人目となる。
藤沢三段は「一般棋戦の本戦入りは目標だったので、うれしいです。 初の本戦は楽しみ。自分らしく精一杯打ちたいです。一局でも多く対局したいです」と語った。
女流棋士の七大タイトル戦本戦出場(段位は当時)
これまで本戦で勝利を挙げた女流棋士は無し。
第43期碁聖戦本戦は出場者が出揃い次第組み合わせ抽選を行い、11月頃に開幕の予定。